「逃げるな、意味が無いことをするな。後回しにして何になる?現実を見つめろ。自分自身を見つめろ。それでも自分がわからないなら…」
「………」
「友達に頼れ!」
「っ………!」
「私が最も尊敬する人が言った言葉だよ。力を持った言葉。いや、力を持っていると信じている言葉」
そう、これはかつて私を助けてくれた言葉
「言葉じゃ伝えられないこともある。だから行動する。でも行動しても駄目だったら?どうすればいいと思う?」
「わかりません……私には何も…」
ぽろぽろと三夏の瞳から涙が零れ落ちる。
唯は三夏の涙を拭うと
「考えるんだよ。考えて考えて考えて、言葉でも行動でも何でもいいから相手に気持ちを伝えるんだよ。考えることをやめないで?」
「…ぐすっ……」
「1人じゃなくていいんだよ。一緒に答えを探せば。友達(わたし)と一緒考えればね?」
笑顔でそう言った。
