私と彼の一年物語








翌朝









教室へと向かう足取りが重い







原因が思い当たる節があるとすればやっぱり先週の教室での生活出来事だろう







あれから悠馬からの指示の連絡はない







最初こそ驚きはしたものの今冷静になって考えてみると男の子にあんなことされたこと一度もない。







しかも好きな相手ならまだしも私を脅して命令を聞かせるような奴にあんなことをされたんだ







怒り…とまではいかないけれど、正直今顔を合わせたくない







っていうか見たくない







しかし、そんなことを考えていた唯も高校で成績優秀者で今は教師である。なんだかんだ言いつつもその足は歩みを止めることもなくあっという間に教室に着く







「……」







ガラガラガラ







一瞬行動を止めたがすぐに扉を開けて教壇に立つ







唯に気づいた生徒たちはすぐに席に座り出す







しかし一席だけ空席になっている。







悠馬の席が