その夜
ちゃぷん…
湯船に浸かりゆっくりと手足を伸ばす。
「ふぅ……」
もう夏も近いというのに冷えた身体に湯船のお湯が染み渡る。
「…………」
無意識に手を首筋に当てている。
……
『…俺の玩具だっていう証明だから…』
……
いつもちゃらちゃらとした悠馬がとった今日の行動は不可解な点がありすぎる。
なんであの教室に向かわせたのか
なんで首筋にキスしたのか
…その他にもたくさん
なんで
なんで
なんで
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