そんなわけであいつから指示が来たので





私は学校に着いてすぐにその教室に足を運……………べるわけもなく







月曜日は職員たちによる朝礼があるためそれに出席し、そのまま急ぎ足で教室へ向かう。







教壇に立ちHRをしながら今日の予定や授業の変更などを生徒に伝える。






「…………ぅぅ」







ジトーーーーーーー……







先程から悠馬が唯に対してあからさまに不機嫌な目線を送っている。







『…なにしてたの』







「えー、今日は1時間目と5時間目の授業が交換になりますので忘れないようにしてください」







『教師は月曜日の朝は朝礼があるの…』







「それから3時間目の英語は映画鑑賞をするので筆記用具だけ準備しといてください。勿論映画は全て英語だからね」







『なんでそれを早く言わないんだよ!』







「あとは…そんなところかな、みんなから何かあれば言ってください」







『うぅ…私だって今日初めて知ったよ!』







「……はい、それじゃあ朝のHRを終わります」







『ったく……それじゃあ昼休み!昼休みには絶対に行けよな!』







悠馬と目で会話をしながらもなんとか他の生徒たちに今日の予定を伝えることができた。







「ふぅ………、もうやだ…」