相変わらず晴は顔がきょとんとしてる…。 まぁ後ひと押しかな。 俺はこんなままの晴とはライバルにはなりたくない。 「んじゃ…いちごちゃんと仲良く帰るね。2人きりで♪…あっそうだ…」 俺は晴の肩をポンと叩いてそう言った。 そして耳元でこそっと言った。 「俺、まじでいちごちゃん好きになっちゃった。だから晴…俺がいちごちゃん貰っちゃうよ?」 晴の肩が少しぴくっと動いた。