ベランダに出て、少しして晴の口がゆっくり開いた。
『………その…前の話なんだけど』

「なに?」
なんだろ…?
ちょっとドキドキ…

『俺…いちごが好きなんだ。だからあの時いいよって言ったんだけど…』
そう言った晴の顔は真っ赤になった。

かわいー!!


クスクス……

思わず笑っちゃった…。