ボクらはキミが好き!?


そして今に至る・・・・








「怒ってる・・・?」












怒ってるかって?






そりゃ怒るよ!





あの砂紀さんが






女だと思ってたのに・・・






素敵なおねぇさんだと思ってたのに・・・












『男』










「ふつう間違わねぇだろ・・・」



「ふつうはね・・・」









1人勘違いをしていたことにへこみぎみのあおいをよそに英慈と由宇は小声で話す







「なんで言ってくんないの?!ゆうちゃん!」



「ヤバっ・・・聞こえた」




「言うもなにも・・・」




「わかるじゃん」






口々に口をそろえうなづく一同







「だって・・・しゃべり方とか!」





「あー、あたしの家女ばっかりだからつい・・・ね」





うぅぅ。




「ーーーそれで?砂紀さんホントにあおいと遊園地行くつもりなんですか?」






あおいが悔しそうな恨めしいような目で砂紀をにらんでいると、唐突に由宇が話題を変えた