ボクらはキミが好き!?


うそっ



賞品がなくなってるってどうゆうこと?



だって、さっき確認したときちゃんとあったのに





なんで?どうして?






てゆうか、このままじゃヤバいょ!





賞品なしのシーコンなんて誰も納得しないよ









「どっどうしよ英慈っ!」


パニックになり英慈になきつくあおい



「落ち着け!まだ、結果発表まで時間はある
とにかく探すぞ!」



「でも、なかったら」



「・・・大丈夫、きっと見つかる」





ふわっと、不安げな瞳で見つめるあおいの頭を優しくなでる






「・・・うん」




「よし、とりあえずあおいは賞品がおいてあった準備室に行って探してくれ
それとお前、実行委員長にこの事報告したか?」




「い、いえ
イベント運営を仕切ってたのはお二人ですから、先に伝えたほうがいいと思って」



「そっか、じゃこのこと実行委員長に報告してきてくれ
指示あると思うから」





「わかりました!」







なくなった賞品を探すため、あおい・英慈は勢い良くテントを飛び出したのだった