拾ったワンコは御曹司!?…


「ん? ミーどうした?」


「今日は拓海のベットで寝て良い?」


「ミー?

さっきの事は気にしなくて良いよ?

俺は待つから」


「ううん… 

私が… 待てないかも…」


こんな事恥ずかしくて顔見ては言えない。


「じゃっじゃ、俺、風呂入ってくる!

あっ!ミーも一緒にもう一度入るか?」


えっ!? 一緒に??


「いくら何でもそれは無理!」


「どうして? 

さっきミーの裸見たから、

もう恥ずかしくはないだろ?」

と、私の手を引いて行こうとする。


私は首を横に思いっきり振り


「それは絶対無理だから!」という。


「じゃ、急いで入って来るから

起きて待ってろよ!?」


拓海は慌ててバスルームへ入って行った。