休憩に入り流石に噂話が飛び交う食堂へは行けず
沙織と近くの公園で昼食を食べる事にした。
私達は公園のベンチに腰掛けると
沙織はコンビニで買ったサンドイッチを脇に置き、
まずは私の話を聞きたいと言わんばかりに
身を私へと向ける。
「で、社長が言ってた事は本当なの?」
私はお弁当を広げ
「半分本当…」
と、言って夏バテ防止に入れている
梅干しを口へ放り込む。
おーしょっぱい。
「半分ってどこが?」
「最近知ったんだけど
私の兄の学生時代からの親友が
社長の息子だったの…」
「え?
知らずに付き合ってたの?」
「ううん…
付き合ってないよ!
彼とは10年会ってなくて
ひょんな事から
ルームシェアする事になったの」
沙織に拓海とルームシェアをする事になった
経緯から全て話した。

