拾ったワンコは御曹司!?…


えーと… 

おじさんの方はどっかで見た事あるような…


私は何処の誰だか知らない

おばさんの前に案内され座る。

そしておじさんの前、私の隣に拓海が座る。


「拓海、私あのおじさんどっかで見たことあるよ」


私は小さな声で拓海だけに聞こえる様に話す。


拓海は「おじさんか?」と大笑いする。


なに? 何が可笑しいの?


「話に聞いていた通り面白い人ね?」


中年の女性が微笑む。


話に聞いていた? 誰に?


「ミー、この二人は俺の親父とお袋だよ」


えっ? 拓海の両親!?


「はっはじめまして…

私、長谷部未來と申します。

拓海さんにはお世話になっています」


あれ?

なんかこのシュチュエーションでお世話に…って

なんか変?…

でも、どうして私が

拓海の両親と食事をしないといけないの?