私は湯船の中で足をよく揉みほぐす。


んー気持いい…

これを誰かにやって貰えると

もっと気持ちいいんだけどな?…


「あっ大変! もう拓海帰ってくるよね?」


慌ててお風呂を出て

頭にバスタオルを巻いて出て来たらちょうど拓海が帰って来た。


「お帰り直ぐご飯の用意するね?」


私は魚をグリルにセットした。


「ミー先に髪を乾かしておいで」


「うん、後で乾かす」


拓海は洗面所からドライヤーを持って来て

私をソファーに座らせると乾かし始めた。


「えー良いよ」


「ダメだ! いつ迄も濡れたままだと傷む!」


お兄ちゃんみたい…