「良いのか?
俺が未來と同棲しても!?」
「バカヤロ!!
同棲じゃない!!
同居だ!!
絶対に未來には手を出すな!!
あいつがお前を好きになるまで
絶対に手を出すな!!
もし、出したら俺はお前を殺す!!」
鬼のような形相で言う蓮
こいつなら冗談じゃなく
未來にキスをしただけで
俺を殺すだろうな?…
「分かった、約束する!」
蓮の妹を思う気持ち
俺を信頼して、大事な妹を預けてくれる蓮
絶対にお前を裏切らないよ!
「でも、未來は俺の事覚えてるか?
10前に会ったきりだぞ?
しらない男と同居なんてするか?」
「普通ならしないだろうな!?
だが、俺に考えが有る」
右広角を上げて笑う蓮
何か悪い事を企んでる顔だ
お前のその顔、親友の俺でも怖いわ!
そして未來引っ越しの日
俺は蓮に部屋に来いと呼び出された。
「何だよ? 引っ越しは終わったのか?」
てっきり引っ越しの手伝いをするとばかり
思っていたが違ったようだ。

