冷たいあたしの王子様





よく漫画で見るみたいなことが、今から起きるってことだよね…?



この人達は、多分瞬くんと同じクラスの子。



甘い匂いの香水をつけて、化粧もバッチリとして、声だって甘ったるいような感じで、喋り方もぶりっ子みたいな感じの子。



瞬くんのクラスを1度覗いた時に、いて…とても印象的だったから覚えてるんだ。



それに体育館裏なんて、ベタすぎでしょ…



でも、何されるのか分からないから、怖い。



茉由ちゃんに、自信満々で大丈夫!なんて言ったものの…とっても不安になってきた。




「ここら辺でいいかなぁ?」



「いいんじゃなぁい?人目につかなければいいよぉ。」



「じゃあ、いいかなぁ。」




体育館裏に連れてこられて、少し薄暗いところで立ち止まった。



そして、あたしの手は離されて。



3人が並んで、あたしの前に立った。