僕と道化(ピエロ)と君の恋

 夏休みも終わりかけの日曜日。『僕』と早紀は夏祭りに出掛けた。

 その帰り道。少し遅くなってしまい、『僕』達は急ぎ足で歩いていた。

 早紀の家は閑静な住宅街の一角にあり、夜になると殆ど人通りも絶える。

 「危ないから」

 と、いつも早紀を家まで送り届けていた。

 その日ももちろん、ナイト役を果たす為に早紀の家まで行くつもりだった。

 早紀の家まで後少しとゆうところの曲がり角。