僕と道化(ピエロ)と君の恋

 「ここは土産物ショップね、僕等従業員が買う場合はレシートを取って置いて、帰りに取りに行くといいよ」

 「どうしてですか?マコトさん」

 華崎さんが何故か甘えた声で言う。

 「うちのロッカールームには冷房設備がないから、生物とかは置けないしね」

 「ああ、なるほど!」

 「ところで華崎さん、マコトってゆうのは……」

 「もう……アオイ、で良いですよ!」

 「いや、だから、それはちょっと……」