僕と道化(ピエロ)と君の恋

 自分以外の人格交代を見るとゆうのは、なんとも不思議な気分だった。

 「うん、改めてよろしくね」

 「はい、よろしくお願いします」

 過剰に感じる程の敬語。何か『壁』のような物を感じたが、ほとんど初対面と言って差し支えない女性にするには不躾に思えて何も聞かない事にした。

 「じゃあ、僕も代わるね」

 僕はすぐに目を閉じて、全身の力を抜いた。

 「マコト、行くよ」

 『うん』