気付くと、辺りは明るくなっていた。


朝になった...。フゥと溜息をつく。

お腹が冷えている。排泄はどうしようか。


パンツも履いていないし、このまま外に出ていくなんて、恥ずかしくて出来たこっちゃない。



ーーーバタン



...え?


私の後ろで、ドアが開くような音がした。もしかして、どこかに隠し扉が...?


「あった.........。」


恐る恐る中を覗く。トイレは...ありそうだ。それに、明るくて、黄ばんだランプが点いている。


ここにいたら、安全だったりする?