闇で暮らす少女

そして私とミカノは熱いキスを交わし、ベッドの上で1晩過ごした。

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しばらくしてから家に帰ると、もう10時を回っていた。ふう、と息を吐く。


すると、ニンマが帰ってきた。それも、満面の笑みだ。


「ただいま、ムハルダ!ニンマよ!」

「おっ!ニンマ、おかえり!」

いま帰ってきたこと、気付かれてないかな?

「ええ、ムハルダ!ねぇ、聞いてよ聞いて!」


「ああ、聞くさ。けど、ニンマ。靴を脱ぐ事と、私とのハグをわすれているようだが?」

「ごめんなさい。でねでねっ」


____ニンマの話によると、クリリアス裁判長というのは良い人らしく、良くされているという。

まぁとりあえず、良かったな。


「じゃあ、ニンマ。そろそろ寝よう」

「ふぁ〜あ。そうね、眠くなってきちゃった!」

「じゃあ、おやすみ!」

「おやすみ、ムハルダ...。」


ミカノとの行為に疲れていた私は、すぐに眠りに落ちたーーー。

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その夜、夢を見た。

ミカノと、ひたすら愛を囁きあう夢だった。

《だいすき。愛してるわ、ムハルダ》

「...愛しているよ、ミカノ...。」

《フフフ、嬉しい...❤️》


そして口づけを交わした。

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「ん...。」

ふと、起きてしまった。


隣を見ると...ニンマがいないっ!?