そして俺は、アイツ...ニンマの全てを奪ってやった。煙草をニンマの胸や腹に押し付け、何度も何度も行為をした。

あの時のニンマの顔と言ったら...ククク。あの絶望に溺れた顔。


最高だよ。最高だ。

俺だと知られてしまった以上、ニンマを生かしておくことは出来ない。


俺はニンマの身体中を舐め、キスマークを身体中に残して、ビールをぶっかけた。

そして、

「さぁ、ニンマ。帰っていいぞ。」

と言った。



ニンマはフラリと立ち上がった。そして、予想通り、その許嫁の元へ帰った。


しばらくして、ニンマが俺を訪ねてきた。


「なんだい、ニンマ?...おや?許嫁はどうしたんだい」

「家に...入れてもらえませんでした。」

「ハハハ。そりゃ大変だ。」

「お願いです...許してください!断ったこと...許してくださいっ!」

「嫌だよ。君に断られたことで、俺のプライドがどれ程傷つけられたか、分かるかい?」

「...。」

「俺はね、気に入ったヤツは手に入れなきゃ気が済まないんだ。」