ピピッピピッ

「おはよ、雪、お母さん」

私は、髪を整えて制服に着替えた

「行ってくるね」

そして皆の所に行った

「おはよ」

神崎「おはよう御座います。雪さん」

ひなた「おはよ〜!雪ちゃん!」

祐「お〜は〜よ」

いつもと違う朝。

神崎「真白が居なくても頑張って行きましょうね」

そうだよね!

真白がいないってのは1週間だけ。

昨日のことは綺麗さっぱり忘れて頑張ろう!

「そうだね!頑張ろう」ニコッ

神崎「それでは行きましょう」

「うん!」

ひなた「はーい」

祐「だなっ!」

そして私達は学校へと行った。

キーコンカーコン

星宮「おはよ〜!雪ちゃん!」ニコッ

「おはよッ!恋ちゃん!」ニコッ

星宮「昨日、楽しかったね!」

「うん!楽しかったね!」

星宮「何かあったの?」

「ううん!何でもない」

星宮「何かあったら聞くよ!」

鋭いな…恋ちゃんって…

もう、過去の話だからいっか!

「失恋しちゃたんだ…」

星宮「誰に恋してたの?」

「真白」

星宮「そうなんだ!」

「うん!初恋の人探してるんだって」

星宮「まだ、好きなの?」

「分からない…。でも真白のことばっか思っちゃう」

あ〜!忘れるって言ったのに!!

何で忘れなれないんだろ!!

「ってのは嘘で!」

星宮「何それ〜!!でも、新しい恋見つけよ!」

「う、うん!そうだよね!」

星宮「うん!」

新しい恋見つけなくちゃ!

そう、新しい恋

見つけなくちゃだよね…。

ピロロン

誰かからメール…

『今から屋上に来い。』

とお父さんからだ。

私は指示に従った。

「ちょと屋上行ってくるね」

星宮「うん!」

私は、急いで屋上へと行った。

父「おせーな」

「すみません」

この人に従うしかないの

逆らうと私の周りの大切な人が殺されちゃうから

父「まだ、殺してねぇってな。」

「すみません」

父「謝って済むことじゃねぇだろ!お前もあいつと一緒だな!」

あいつとは…お母さんのことだろう。

父「早く殺れって言ってんだよ!!」

ドンッ

父に蹴られた。

こんなの慣れてる。

痛みなんて感じない。

ドンッドンッ

殴られたり蹴られたりの繰り返しだ

10分が経ち終った

父「早く殺らねぇとお前を殺すからな」

と言い屋上を出て行った。

お腹の周りは痣と傷跡が沢山できている

もう、我慢の限界だ。

どれだけ私を苦しめてきたか…。

これからもっと苦しめてくる

絶対に殺すから

殺される前に殺す

ちゃんと食べてよね

今まで私が味わってきた以上の苦しみを…

ね!お父さん…。