キーコンカーコン

石城「雪ちゃ〜ん!!!」

バフッ

真白君が私に向かって突進してきました〜

「ちょと!苦しいっば!」

石城「あー、ごめんね!!」

神崎「行くのが早すぎるんですよ!」

祐「早いなぁ」

ひなた「ちょとは僕達のこと考えてよね!!」

石城「ごめんなさ〜い」テヘッ

星宮「あ、あの!!」

あー!言うの忘れてた!!

「ねぇ!今日、この子も連れてっていいかな?」

神崎「すみません。お名前は…」

星宮「星宮恋です!」ニコッ

ひなた「恋ちゃ〜ん!か〜わ〜い〜!」

祐「俺は、雪ちゃん!」

ひなた「どっちも可愛いしッ!!」

石城「いいよ!恋ちゃんも一緒で!」

神崎「いいんですか?!」

石城「いいんだよ!」

星宮「ありがとう御座います!!」

石城「大勢の方が楽しいしね!!」

「やったね!」

星宮「はいっ!」

「ねぇ?!今日どこに行くの?」

石城「桜見に行くんだよ〜!」

「いいね!」

石城「Let'sGo!!!」

そして私達は桜の木へと行った。

ひなた「うわ〜!すごいっ!!アニメの世界みたいだ〜!!!」

星宮「うわ〜!綺麗ですね!」

神崎「すごいですね。こんなに咲くなんて」

皆が騒ぎはじめた

桜吹雪がすごい

でも…

「綺麗」

と桜に見惚れてたら

石城「桜も綺麗だけど…」

と私に近づいてくる真白

「楓の方がもっと綺麗だよ」

と頭に手を乗せて顔を近づいてきた…

え?!もしかして…

き、きす?!

皆が見てる前で?!

は、恥ずかしいよ…

石城「花びら付いてた!」

あ、あれ?!

「なんだ〜!びっくりした!」

期待しちゃたじゃん!

石城「もしかして…キスするかと面白った?!」

「バカッ///」

恥ずかしい…。

チュッ

と唇に優しいキスをした真白

石城「可愛くてキスしちゃた!」テヘッ

ドキドキしてる…。

恥ずかしいけど…

嬉しい

石城「あ!花びらがハート!!」

と見せてきた

「本当だ!可愛い」

ハート型の桜なんて見たことないよ

石城「はい!あげるっー!」

「いいの?」

石城「うん!」

私は生徒手帳に桜の花びらをはさんだ

「大切にするね!」

石城「うん!」

ひなた「ちょと〜!付き合ってないよね〜?!」

と皆がジッーと見てきた。

は、恥ずかしい…よ

石城「もう!!うるさい!!僕達はまだ付き合ってないの!!」

ズキッ

『付き合ってないの!!』

か…

確かにそうだけど…

少し傷つく

でも私は…

「そうだよッ!まだ私達は付き合ってないよ!!」ニコッ

神崎「本当ですか?」

「うん!本当!」

ひなた「よかった〜」

祐「真白にとられちゃうもんな!」

「残念!私、彼氏作る気ないからさっ!」

嘘…。

本当は真白が好き…。

好き過ぎて辛いよ。

星宮「私は、彼氏大歓迎!!」

神崎「できるといいですね!」

祐「こりゃ、男子寄ってくるな」

ひなた「僕、どっちも彼氏になりた〜い!」

祐「おい!ひなた!それは浮気になるぞ!」

ひなた「え〜!別によくない?!」

祐「お、お前…。だから彼女できないんだぞ」

ひなた「え〜!」

「そ、そうだね」

ひなは自由だなぁ

ひなた「も〜!雪ちゃんまで〜!!」

神崎「流石です、雪さん」

真白は「付き合ってないの!』から喋らなかった。
 
ごめんね、真白。

酷いこと言っちゃて…。



私は…











真白の









彼女になりたいよ…




































だけど…