天井が白い。
私の部屋じゃない。
横腹が痛い
石城「楓ちゃん!!」
神崎「起きたのですか?」
石城「うん!」
「おはよ…。真白、神崎君」
石城「今はおはようじゃないよ。こんばんは!かなっ!」
神崎「そうですね!」
「えっ?今、何時なの」
喋ると傷に響く。けど痛みなんて感じない
神崎「夜中の2時です。後、あんまり喋らないで下さいね!響きかますからね」
「で、でも…」
石城「いいの!ごめんね!気づかなくて」
私は、横に首をふった。
口パクで
大丈夫
と言った。
石城「そっか…」
神崎「僕はお邪魔だろうと思うので…」
と部屋を出て行った。
石城「また、無理したでしょ〜!」
チュッ
真白がキスをしてきた
ドキッ
石城「ほらっ!前言ったでしょ!『無理したらキスする』って」
それはそうだけど…。
石城「あっ!後、これは必要ないって言ったよね!?」
と私のナイフを出した
石城「何で嘘ついたの?」
ごめんなさい
口パクで言った
石城「ありがとう」
もうやめて…。
『ありがとう』なんて言わないで…
貴方が苦しんでしまう。
私はどうしたらいいの…かな?
藍龍蓮の仲間に入ればいいの…?
あいつに従って藍龍蓮を殺せばいいの…?
それとも…
私が死ねばいいの…?
そう考えていたら涙が出てきた。
石城「どうしたの…?」
心が苦しいよ…。
苦しい。
真白…
「たすけ…て」
私は机に置いていたナイフを手に取って
頸動脈を切ろうとした。
石城「やめろ!」
バシッ
と真白が私の手を止めた。
「真白、私…どうしたらいい…の?」
石城「どうしたの?」
「もう、分かんない…よ」
私の人生の行き先はどこなの?
真っ暗で見えないよ。
石城「俺、楓が居なくなったら俺は嫌だ」
私は、藍龍蓮が居なくなったら嫌だ
石城「何があったの?」
「今は教えたくない」
石城「そっか…。ずっと付いてるからね」
あいつに逆らったらきっと私も殺されて藍龍蓮も殺される。
私は、殺されてもいいもの藍龍蓮も殺されるなんて嫌よ…。
だから私が死ぬしかないんだよ。
私の行く先はどこなのかな?
石城「大丈夫!僕達が楓ちゃんを守るからッ!」
「うん!」ニコッ
ありがとう真白。
いつかは…貴方に届けたい。
『好き』って気持ち。
