3月13日。

ピピッピピッ

目覚まし時計がなる。

私は起きてカーテンを開けた。

「…。」  

白い粉が降っていた。

それから制服を着てまた自分の部屋に戻った。

私は、机に置いてある写真立てを見て

「行って来ます。雪、お母さんっ!」ニコッ

写真立てに言っても返事は返ってこないか。   

何やってるんだろ。

クスッと笑い部屋を出て行った。

あ、自己紹介まだでしたね。
泉雪(イズミユキ)

以上。

✮リンシェ✮(えっと…。僕が紹介しますね。雪は、ある事情により男嫌い。victimと言う最強コンビだった。髪は銀のメッシュ。目は金色。学校では黒のカラコンと黒のウィッグつけてるけど家では外してる。以上です。)

ありがと。✮リンシェ✮さん。

そう、その通り。私は男嫌い。

男に手とか触られると、手が震えて声がでない。そして力が出せない。

ドンッ

話してる途中いきなり誰かがぶつかってきた。

後ろに振り向くと

なんだ…女か…。

「あの…大丈夫ですか…?」

私は手を差し伸べた。

女「あ、ありがとうございます。」

私の手を掴み女が立つと…。

「お、男…?!」

男の娘「はい、そうですけど…。」

私は、男背を向き早歩きをした。

制服がズボンだったから気づけた。

それより…手が…。

手を見てみると…。

「あれ…?」

震えてなかった。

女に見えたんだろうな。だから震えてなかった。

きっとそうだろう。

「体って面白いね」ボソッ

そしてまたクスッと笑った。