こんな私が、恋したみたいです。

どこ、行こっかな。




1人がいい。いつ帰ったって、怒られるのは同じだし。




公園かな。ショッピングモールで、人にまみれて気分を紛らわすのもいいかもしれない。





家とも学校とも反対方向に、適当にチャリを漕いで、見つけた公園に入った。



なぜか茂みの中にポツンとあるベンチをみつけて、そこに腰掛ける。





携帯をみると、りっちゃんからもう1通きていた。



『ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ』




「…お前、顔文字なんて使うキャラじゃねーじゃんかよ」




そんな慣れないことするから、送るのに3分もかかるんだよ。





「あーもう!可愛い!」




何が可愛いのかよくわかんないけど、やっぱり、りっちゃんは可愛い。



とぼけた顔して俺を見るのも可愛かったし、俺の名前盗み聞きして、俺のライン探り当てちゃうのも可愛い。




あと、覚えてないくせに、メッセージ送っちゃうのも可愛い。