こんな私が、恋したみたいです。

迎えた翌日。



気が重くてだるいけど、そんな事はさらさらないかのように振舞って、家を出た。



ぼっちのクラス、ぼっちの休み時間。



10分が、永遠みたいに思えるんだ。



ぼっち1日目にして、嫌になる



こんなに私って、メンタル弱かったっけ


それより、何より、




ご飯が、ひとりぼっち




昼休みは始まったばかりだけど、お弁当を開けられない。周りに女子の集団はいなくて、男子に囲まれて、ぼっち飯なんて、



無理、ヤダ



「りーっちゃん!俺らと飯食おーー!」


廊下側から2列目、1番後ろ。



出入り口から1番見えやすい場所に、私はいたから



「…え?」