こんな私が、恋したみたいです。

「どーした?」



「ちょっと、腰痛くなった」



「え、大丈夫!?冷やす?」





「…大丈夫。もっと頑張んなきゃ」



りっくんが、アホみたいに責任感を感じている。




きっと、私のせい



「冷そ!出るとき外せばいいじゃん!」



「相手に見られたら、余計目つけられて攻撃される。いらない」



「…りっくん……」




「タオル、ありがと!」



ニコッと笑ったりっくんは、反りをして腰を押さえて歩いて行った。