こんな私が、恋したみたいです。

満面の笑みで走って戻ってくる。




流石だよ



サイドに入ったらみんなに頭だの肩だの叩かれて目一杯褒められる。




私も、そのひとり。




「やったね!!!!」




水とスポーツドリンク持って、りっくんの元へ。




「おう!前半コールドも夢じゃないだろ?」




「うん!!凄いよ!」



にっこり笑ったりっくんは、手で雑に顔を拭いて、またメットを被って応援をし始めた。