咲良たちは今後の予定について
話し合った。

「俺は14日、仕事が昼までだから、その後会ってデートできる?」

「私はその日、休みだから大丈夫。」

「じゃぁ、14日に会えるね。楽しみ。」

「そうだね。でも緊張する。」

なんて話していた。

それから他愛もない話をして
あっという間に1時間が
経とうとしていた。

朝の電話で名前を間違えられたことが
気になっていたけれど
咲良はその話題に触れることが
できなかった。