「らしくない」


「・・・」


「面白いけど」


「はぁ?」




面白いって・・・、うけをねらってこんな服着てるわけじゃない。


私はキッと斉藤はるかを睨み付けた。



するといきなり、斉藤はるかは、私の腕を掴み、頭の上で壁に押さえつけた。

そして、私の首もとで・・・・匂いをかいだ。








「匂いまで、ヤる気満々だな」


「・・・・っ!」


「明日休みだし、一晩中楽しめよ」







確かに、珍しく香水をつけてみたけど。

こんなやらしい言葉を生徒からかけられたくなかった。