ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】

「なっちゃん先生の好きなタイプは～～♪」


「・・・」





動きをピタッと止めた俺にひなが大笑いしたので、ひなのすねを思いっきり蹴った。

俺は痛がってぴょんぴょん跳ねるひなを置いて歩くと、ひなが俺の背後で叫んだ。










「優しい、大人の男だってよ」









今の俺とは、間反対。


・・・・つーかそれって、まんまあのホストのことだろうな。









「はるか、頑張れよ！！」




ひなのその言葉に俺は手をひらひらと振って応えた。