「で、どう落とし前つけるんだ?」 絞り出すような低い声。 私をここに送り出す前の美帆さんの言動がやっとつながった。 私を守ろうとしてくれるその母親の姿は、とてもかっこよかった。 「お前というやつは・・・・田中建設のお嬢様に向かって」 思わずぼやくはるかのお父さんの声がマイクで拾われる。 はるかのお母さんは泣き出してしまった。