私はたまらず、返事をする変わりにはるかに抱きついた。 幸い、はるかは指輪を守り、転がって無くしたりはしなかった。二人で目を合わせて、笑った。 かけ間違えられてきたボタンを、はるかが留め直してくれた。 いや、それだけでなく、新しい、よりしっくりとするボタンに変わったのだ。 そう、これがきっと二人で求めた答え。 「はるか、、ぅ、大好きだよ、ひっく」 「知ってる。つーか、泣きすぎ」