「はるかさん?!」 「ん?」 俺は慌てるその女をクスリと笑って、その女の頬をゆっくりと指でなぞった。 「あの・・・・私初めてで」 「優しくするよ?」 「え?」 「ほら、おいで」 俺は仰向けになってその女を‘言われた通り’抱き締めて、俺の横に寝かせた。 「ほーら、寝ろ。おやすみ」 「・・・ちょっと、はるかさん?」 「あんたが抱けって言ったんだろ」 「それは・・・・」 俺はプライドが高くて純粋な箱入り娘がこれ以上、言えないことは分かっていた。