転んだ女教師を立たせるふりをして、女教師の体を厭らしい手つきで触るその男を俺は即座にぶん殴った。 「うわっ、斉藤!?」 「誰か止めろよ!!コイツまじでやばいって!!」 暴れる俺を止めにかかる奴等を振りほどき、床に叩きつける。苦しく顔を歪めるが、挑戦的な目で倒れても睨んでくる奴には更に腹部に蹴りをいれた。 「お前ら、今度この女教師のことを「斉藤くん」 俺の言葉を俺の好きな凛とした声が遮る。 「ちょっと来なさい」 その声は不祥事を起こした生徒を戒める‘先生’としての声だった。