私は一応チョコを入れた鞄を持って家を出ると、はるかもちょうど隣から出てきた。そして、はるかが私の手を繋いで歩いて行くので、私は大人しくついていった。
それからマンションを降りて、駐輪場に向かう。すると、1台のでかいバイクの前ではるかが足を止めた。
そして、はるかはヘルメットを私に優しく被せて、私の唇にキスをした。
「夜のデートしよ?」
はるかは私を軽く持ち上げて、バイクの上に股がらせた。
「ヘルメット被ってるし、時間も時間だし誰にも見られる心配ない」
「・・・・うん」
「いつも外で堂々とデート出来なくて、ごめん。その代わり、今日は楽しませるから」
「はるか・・・・」
