「意外に、甘えん坊?」


「んー・・・・はるか見てるとくっつきたくなる」
 

「くっつきむし」


「嬉しいくせに」


「まぁね」










俺は女教師にキスをした。


もっと俺でいっぱいにしたい。















 

「んっ、・・・・まっ、待って」

「無理」
   






完璧に火がついた俺はキスをやめなかった。息が乱れ、頬を赤く染める女教師がとても色っぽい。












「向こうの部屋行く?」


「・・・・うん」







俺は女教師をお姫様だっこして、ベッドに運んだ。まだ女教師とするのはなれない。今まで簡単にできていた行為が、お互いを夢中で求める大切なものに変わった。




    





「好きだよ、なつこ」


「私も・・・・っ、」











このときの俺は、ずっとこんな幸せが続くと思っていた。


甘く、ゆったりとした穏やかな日常が、少しずつ壊されていくとは知らずに・・・・