そして、夕食を皆で食べた後、女教師の家に行った。

すると部屋は甘い匂いで充満していた。そういえばもうすぐバレンタインだ。















「はるか」


「ん?」








ソファに座る俺の隣に、女教師が座った。

それと同時にふわりと、甘い匂いがした。もしかして、バレンタインのチョコを作る練習してたとか?













「あのさ・・・・私達が付き合ってるってことは・・・・その、いいんだよね?」


「何が?」


「えっと、・・・・だから、甘えても?」


「どーぞ」











俺は軽く両手を広げて、女教師が抱きついてくるのを待った。


すると、嬉しそうに微笑んで、俺の胸の中に飛び込んできた。








“可愛い”


としか、言いようがない。