ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】









それから私はあるものが目に入った。私の枕元に赤い大きな靴下があった。その靴下からは可愛いらしいテディベアが顔を出していた。




私は斉藤はるかと繋いだ手をゆっくりと離して、それに手を伸ばした。きっとこれは斉藤はるかサンタさんからのプレゼントだろう。

私が眠った後にこっそり枕元に置いたのだろうと想像しただけで、暖かい気持ちになった。











私は靴下からテディベアを取り出して、観察した。目がクリッとしていて、とても愛らしい。





そして、さらにあることに気がついた。そのテディベアはネックレスをしていた。それはキラキラと輝くハートのチャーム、華奢で可愛いデザイン、私でも知っているブランドのものだった。










私は斉藤はるかを揺すって起こした。早くお礼を言いたいし、嬉しい気持ちも伝えたかった。