「上田の勘違いだろ?てゆーか、前に話したよな?あの女教師は真緒の家庭教師みたいなことをしてるって。8年間も一緒だったのは真緒のお兄ちゃんのホストだけじゃなくて、真緒もだってことだ。真緒は女教師とホストが上手くいったことを喜んでんだよ」
そんなはずはないと思った。
この前会ったときも、二人の絆を信じてるとか言ってた女だ。
「俺は確かに聞いたんだよ。真緒ちゃんが彼氏に、『あの二人、さっさと別れてくれたら嬉しいな~♪』って可愛い顔して怖いこと言ってたのを」
上田が冗談でそんなことを言って楽しんでいるとは思えなかった。
もしも、その話が聞き間違いじゃないのなら・・・・全部真緒の筋書きだということだ。
あいつと、話をしないと・・・・。
俺は真緒に電話をかけた。しかし、その電話は繋がらなかった。

