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学校が終わって、さらに図書館で勉強をした帰り道駅まで上田と一緒だった。
「瀬戸髪切ってたな。あれ、絶対失恋だぜ?はるか、チャンス到来じゃん」
「あ?相手にもされてねーし」
「なにかあったのか?」
「・・・別に」
いつもは泣き虫で、鈍感なくせに、今日のあいつは大人ぶりやがって・・・、
でも、あれはあれでありだったけど。
「そーいえば、真緒ちゃん彼氏いたんだぜ?受験前に萎えるわ」
「どーでもいい」
「いや、聞いてくれ。この前参考書を探しに本屋にいったら、真緒ちゃんが親密そうに男と歩いてたんだよ」
「ふーん」
別に真緒に彼氏がいることは意外な話じゃない。あいつ、一般的に男受けしそうな顔と性格だし。
「で、俺二人の会話をついつい立ち聞きしちゃったんだよ。そしたら、なんか瀬戸の話してたぜ?なんか、真緒ちゃんは瀬戸とお兄ちゃんが結婚するの嫌みたいだなー。まぁ、瀬戸の奴変わってるもんな」

