プリクラで密着したからか
蒼汰が手を繋いできた。

咲良はドキドキし過ぎて
「手汗やばいから。」
と言い繋いだ手を離した。

「そんなん気にしないから大丈夫。」

と、また手を繋いでくる蒼汰。

胸がキュンとなった。

バス停まで、ずっと
手を繋いだままだった。