「な、名前を呼んでくれたら許します・・・・あ、やっぱ嫌ですよね。こんな俺の名前なんか言ったら先輩の口が腐っちゃいますもんね俺なんか頼りになんないしクソだし弱いしクズし」


次の言葉を発する前に私は・・・・


「ちょっと聞こうか、龍斗」


と彼の名前を呼んだ。

すると彼はピタッと一時停止した。



「私のお願い・・・龍斗も私の名前呼んでくれる?いつも先輩だからさ・・・」



龍斗は二カッと笑って答えてくれた




「大好きですよ、瑠璃さん」



キスと一緒に・・・・







fin