「臨時とはいえ、条件に合う人が広瀬さんで、光輝くんも絶賛してたから」 桜井さんは眉をハの字にして、私を見つめる。 学年で一番人気のある女の子なだけあるなあ、なんて思いながらも、今頭に浮かんでるのはさっきの言葉。 光輝くん…って、言ったよね…。 その瞬間、胸がズキ、と痛んだ。 同時に、黒いモヤモヤが心を渦巻く。