「あきとーーーーーーーーーーーーーーー」

ダッダッダッダッダッドン!!!!

「どうしたんですか?椿さん」

「どうしたんですか?じゃないわよ!
あんたまた授業さぼったでしょ?」

「もう高校までの授業は全て頭に入ってるんで」

「あんたね・・・」

「なんですか?」

「ムカつくのよ!
スカした顔で授業も出ないで
いっつも学年1位かっさらってて」

「椿さんだっていつも学年2位じゃないですか。」

「それじゃダメなの!一位じゃなきゃ ダメなの!」

「負けず嫌いってやつですか。僕には無縁の感情です。」

「くぅー腹たつ!やっぱりあんたムカつく!」

「じゃぁなんで僕に関わろうとするんですか?」

「好きだから」

「////////////////」

「あれー?顔真っ赤にしちゃってー照れてるの?」

「からかうのは止めてもらえますか?」

「やだ!やめない!」

「そうですか。じゃぁお好きにどうぞ。
僕は理科室に用があるんでこれで」

「待ってよ秋人!」

「待ちません」