~教室~

奈『波瑠どうしたの!?知り合い!?』

波『いやだから違うってば…』

奈『だってあれ!どう考えても…』

波『ほんとに知らない…』

そう。あの時。目の前に来た彼は、私と目が合って、ニコッと微笑んでくれたのだ。

波『どうしてだろう…?』

私はその日、家に帰ってからもその事しか頭になかった。