ま、まぁ？
悪い気はしません。だってほんとにイケメンですし。
でもでもでも！！！
「やっぱ悔しい！！ねぇ陸！！男だよね！？」
「ほんと何なのお前。ここで女とか答えっか？普通」
「ですよね？男っすよね？」
「はい。そーでーす」
「ふふふふーん。
男ならぁ〜ちゃんとぉ〜約束ぅ〜まもろーねぇ〜？リーククン☆」
わざと陸が嫌う猫なで声とやらをやった。
やっぱり片頬をヒクヒクさせながらドン引かれた。
「チッ。んっとに……お前ってやつは！ほんと予想不可能な生命体だな！！」
「なにさ〜事の発端である言い出しっぺが」
「……んでもねぇよ。」
ふははは。
綾瀬 陸なんぞが、この瀬戸 あやめに口で勝とうなんざ、1世紀早いっつーの！！
「ってことで〜
かーえりーましょ〜♡♡」
「あ、クレープ食べたい気分。
あやめ、クレープ屋寄ってくぞ」
「あーいくいく。
てかさー、気分屋そろそろ卒業してくれませんかねぇ？」
毎日毎日、そんな気まぐれに生きててさ。
あなたは楽しいかもしれないが、周り巻き込みすぎやで？りくくんや。
