気分屋ダーリン、こっち見て!?



「先に言っとくけど、サッカーは終わったかんな?もう18:00だぞ。腐女子が」


あたしを後ろから抱きしめながらそう言う陸。

話す度、その吐息が首筋にかかって、こそばゆい。


思わず首を隠すように肩を上げれば、


「.……で?構って欲しいんだっけ?
ちょうど俺も構ってあげてもいい気分だし。


───どこから攻めてほしいんだよ?」


そう言って耳を甘噛みする陸に、


「……ひゃっ、」

変な声を出すあたし。