どうして?
志穂も。
なんで笑ってんの?
あのときだって。
私を無視して。
私志穂に嫌われたのかなあ? 嫌い嫌い嫌い、好き?
ねえ、何で。
大好きだ、志穂のことは。今も、昔も。でも、ね。ちょっとだけ信じられなくなっているんだ。
友達?
って、なんだっけ。
ああ、友達って、裏切るものだったんだね。
私が無視されたのは、英語のグループ学習。音読の時に、私だけつっかえた。私が英語は苦手だから、うちの班がなかなかうまく進まなくて、沢田ちゃんに怒られたのだ。
「しぃちゃん、なんでこいついるの? いないほうがいいんだけどお」
「ごめんっ、私が誘ったの! 結実とやりたかったから。ごめん、うちら2人でやるから・・・・・・」
「はー? なに、言ってんの。しぃちゃんいないと進みませんー。うちらの成績落とす気?」
「えっ、と」
志穂も。
なんで笑ってんの?
あのときだって。
私を無視して。
私志穂に嫌われたのかなあ? 嫌い嫌い嫌い、好き?
ねえ、何で。
大好きだ、志穂のことは。今も、昔も。でも、ね。ちょっとだけ信じられなくなっているんだ。
友達?
って、なんだっけ。
ああ、友達って、裏切るものだったんだね。
私が無視されたのは、英語のグループ学習。音読の時に、私だけつっかえた。私が英語は苦手だから、うちの班がなかなかうまく進まなくて、沢田ちゃんに怒られたのだ。
「しぃちゃん、なんでこいついるの? いないほうがいいんだけどお」
「ごめんっ、私が誘ったの! 結実とやりたかったから。ごめん、うちら2人でやるから・・・・・・」
「はー? なに、言ってんの。しぃちゃんいないと進みませんー。うちらの成績落とす気?」
「えっ、と」