友達、

大嫌いな女だと、しか。

「っ、春陽ぃ・・・・・・ごめん・・・・・・だから、ゆるして・・・・・・!!」
「はぁ? 許すって、・・・・・・あんたを? 何で?」

帆香がすがるような目で、私を見る。

気持ち悪い。

なんなの、こいつ。

「なんで、って・・・・・・春陽、覚えてないのかよ?」

周が怪訝な顔をする。
あぁ、不快だ。

「覚えてるけど? 大体さぁ、私別に帆香に嫌がらせ、してないし。言うんだったら他のやつに言えば」
「春陽」

「あんた、何?さっきから春陽春陽って・・・・・・まるで、友達みたいに」

ぱっと、二人の目が見開かれた。

「っえ、私と春陽、は」
「お友だち、だったっけねぇ?壊したのは、あんたたちでしょ。ねえ、帆香さんと周くん。私、“お友だち”で居られるなら居たかったよ? 帆香さんがそう簡単に裏切るなんて、思ってなかったし」

ね?と笑いかけると、ふっと二人は目を伏せる。

「ごめんね、私は二人のこと助けたくないし、助けられない。・・・・・・そもそも勝手に二人がその状況に陥ったんだからね?私は知らない」
「はる、ひ」

「だいたいねぇ、この二人で私のところに来ること自体、間違ってるよ。もしかして、もっとやられたいわけ?」